揺るぎないもの: 降伏

コネクト
  • メッセージの中で、何が一番印象的でしたか?このメッセージを通して、神様は自分に何を語られていると思いますか。
  • 子どもの頃、あなたの親友は誰でしたか。その親友との最高の思い出は何ですか。
  • 子どもの頃、見つからないようにやったのに、結局見つかってしまったイタズラがあれば、例をひとつあげてみましょう。
  • キリスト教の教えは厳しいと思いますか。なぜそう思いますか、または思いませんか。
みことば
 

  • 「ですから、イスラエルのすべての人々は、このことをはっきりと知らなければなりません。すなわち、神が、今や主ともキリストともされたこのイエスを、あなたがたは十字架につけたのです。」使徒の働き 2章36節
  • 先月私たちは、人間の不従順がきっかけで悪がこの世に入り込んだと学びました。それで、創造物の回復にあたり、神様は私たちに従順さを回復させようとなさったのです。従順という言葉は残酷な独裁者や邪悪な帝国を思い起こさせるため、人気がありません。そもそも神様の赦しと恵みが与えられているのに、聖書の掟て全てに気を留める必要などあるのでしょうか。しかし実際は、神様に従うことこそが、真に生きる唯一の道なのです。
  • ところが、従順には間違ったやりかたが二つ、正しいやりかたが一つあります。間違った従順は役に立たず、危険です。一方、正しい従順は、私たちが神様を愛し、満たされた人生を生きることを可能にします。
  • 誤り1- 私は救われたから、従う必要はない。「わたしに向かって、『主よ、主よ。』と言う者がみな天の御国にはいるのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行なう者がはいるのです。」マタイ7章21節
      • 救いは、「このみことば+あのみことば=救い」のような魔術じみたものではありません。職場で上役の人を上司と呼びながら、その人の指示に従わなければ長続きしないのと同様に、イエス様の御名を地獄回避の保証書のように利用して、あとは生きたいように生きることはできません。そのような姿勢は、イエス様よりも、罪の行い ( 汚れ、貪欲、性的不道徳 ) を大切にしている証拠です。その目的は、神様を欺くことです。しかし、神様を欺くことは不可能です。このお方は神様だからです。
      • 話し合ってみましょう:あなたの文化で人々がなかなかやめられない罪の行為とは何でしょうか。誤り2- 救われるために、従う。「あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。それは、自分自身から出たことではなく、神からの賜物です。 行ないによるのではありません。だれも誇ることのないためです。」エペソ人への手紙 2章8-9節
      • この誤りはとても巧妙です。従順さをてこに神様を動かそうとしているからです。「神様、あなたに従いますので、救いと祝福をお願いします。」と言っているようです。私たちが救いをこのように理解することで、二通りの悪い結果に陥ります。ひとつは、私たちと同じ水準で生きない人たちを見下し、高慢になります。もうひとつは、神様の水準に届かないと感じたとき、恥の思いに駆られます。このように生きるべきではありません。基準を満たした日は自信たっぷりでしょう。しかし基準を満たせなかった日は、恥と当惑たっぷりでしょう。どちらも同様に悪い結果です。
      • 話し合ってみましょう:この誤りによる高慢と恥が、どのように人々に影響するのを見てきましたか。
      • 福音ー私は救われたので、従う。「もしあなたがたがわたしを愛するなら、あなたがたはわたしの戒めを守るはずです。」ヨハネ14章15節
      • 神様は独裁者ではありません。神様はこの世を創られ、この世で創造物が栄えることを願っておられます。神様の戒めは私たちのためであるにも関わらず、私たちの罪の性質ゆえ、神様は私たちから良いものを遠ざけておられるのだと思い違うのです(アダムとイブがそう考えたように)。この思い違いの罪の心と戦えるものは何でしょうか。それは、神様が私たちを愛しておられるという真理です。天の父と私たちとの関係を回復させるために十字架にかかったイエス様を見ると、あなたの心はイエス様を愛します。そして、真の従順さがキリストの愛のとりことなった心から溢れでるのです。
 日々の生活にあてはめる
 

  • 上に挙げられた誤りのうち、どの誤りに陥りやすいですか。福音を通して従順さの捉え方はどのように変わり得ますか。
  • あなたが他の人を見下してしまう領域はありますか。また、大きな恥を感じる領域はありますか。それらの領域でどのように誤った思考に陥りますか。
  • 最近神様に対して不従順な点はありますか。キリストの愛は、どのようにその罪から離れさせてくれますか。
お祈り
  • イエス様の愛がより深く示されるよう祈りましょう。示されたことにより、さらなる従順さが溢れ出るよう祈りましょう。
  • 教会を通して福音が伝え続けられ、もっと多くの弟子が作られるように祈りましょう。キリストを自分の主、救い主としてまだ受け入れていない家族や友人のために、とりなしましょう。今週にでも彼らに福音を伝える機会が与えられるように祈りましょう。